実況パワフルプロ野球2016 パスワード解析0
実況パワフルプロ野球2016 (2017ver)のパスワードの解析を行う。その導入編。
解析と呼ばれるものは体温の測定の様な一般的なものからDNAの配列決定といった専門的なものまで幅広く行われている。これらの解析は機械を利用して行うものがほとんどである。人間の感覚よりも機械的感覚の方が正確であることは体温計などを例にとるとすぐにわかるだろう。歴史的にも、古くはエニグマや昨今では囲碁AIといった機械の勝利が知られている。しかしながら、人間的感覚が機械に劣っているからといってものごとが完全に人間から機械へ置き換わることはないだろう。将棋など機械同士が最善手で行う白熱の試合を観るのも楽しいが、やはり人間が介在した悪手同士の指し合いを観たい。少なくとも私は後者の方によりロマンを感じる。
そこで今回は、プログラミングを使わずに手動で実況パワフルプロ野球2016(以下パワプロ)のパスワード解析を原始的な方法で行う。TASではなくRTA的にということである。
ただし、パスワードの解析はおそらく残りの人生をかけても完結しないであろうから限定的な解析にとどめる。
使用選手
86文字の選手を使用する。(サクサクセスにおいてステージ1後即登録した選手に多い)
フォームはスタンダード1、背番号0、成長タイプ普通、右投げ右打ちを基本とする。(フォームや背番号の変更によって文字数はほとんどの場合変化し、登録名と音声、装備品では文字数及びパスワードの変化は見られない)
方法
パスワードと選手能力を比べることにより共通点と相違点を確認する。