2023年4月の制限改定に合わせた、ジェネレイドの紹介です。王の呪 ヴァラ、影の王 レイヴァーテインの登場に大幅にパワーアップしました。ただし、最新のテーマと比べるとパワー不足の為、相変わらず誘発ありのフリー環境レベルだと思います。メタゲームは意識しない構築です。
・デッキレシピ
・このデッキの確率
1枚で舞台を発動できるカードアは、10枚です。
ロプトル3
テラフォ1
舞台3
メタバース3
40枚デッキであれば、78%で舞台に触れられます。金謙、天底フェリジットも加わり80%以上の確率で舞台にアクセス出来ます。
・王の呪ヴァラについて
ドヴェルグスとヘルが一体化した様なカードです。マルデルとハールの素引きをケアできるパターンとランク9を立てるパターンが増えました。また、増殖するGが通った際のパワーが増加しました。
・マルデル+ロプトルのケア
・舞台+ハール(ウートガルザ)のケア
・ヘルの不採用
が可能になり、デッキの安定感が増しました。
40枚デッキにおいて、3枚採用と1枚採用(2枚採用)のカードを1枚以上づつ引く確率は、3.5%(7%)です。また、素引きしたくないカード(ハール、ウートガルザ、ヘル、マルデル)4枚を素引きする確率は42%、ヘルを除いた3枚の場合は33%です。
・舞台+ロプトル
・マルデル+ロプトル
・マルデル+ヴァラ
の場合は舞台+レーヴァテインを構えることができ、盤面も強固になりました。
舞台のアクセス方法がロンファ、惑星探査車、ロプトルの場合は、増殖するGが通っても召喚権が被るだけ、上級王を素引きするだけのパターンがありました。ヴァラの登場によりロンファ、マルデル、ヘルの採用が減り、ヴァラ自身も手数になるカードであることから、Gのパワーが上がりました。
・ドラグマギミックについて
手札改質、手数増加、妨害数、コストの利用手段がより良くなりました。
ドラグマギミックは、パニッシュメントによる妨害のかさまし、エクレシアによる後攻での手数増加、フェリジットによって手札の王を戻す為に入れていました。天底の制限解除によってよりギミックを稼働させやすくなりました。また、『鉄獣式強襲機動兵装改"BucephalusⅡ"』の登場により3500打点でフェリジットギミックを使用できるようにもなりました。さらに、ヴァラとレーヴァテインの登場により、先行でエクレシアからパニッシュメントを構えることも出来るようになっています。さらに、ハールのコストとしての役割も持たせやすくなっています。
一応、パニッシュメントの制約には気を付けておきましょう。
・試練、支配について
とても好きなカードですが、抜いています。このデッキは6枚目のうららやGにも弱くお守りとして活躍しますが、誘発との入れ替えやニビルを入れて増Gの止まりどころにした方が良いと思います。今回は、舞台のサーチと舞台の効果を通す為に墓穴の指名者を採用しました。
試練が有効な状況を考える
主に、手札のロプトル+ハールの状況を解決するために試練を採用していましたがヴァラの登場により、ハールが手札にいても特殊召喚できる様になりました。試練が有効な状況は、手札に舞台へのアクセス手段がなく、試練とハール(上級王)を引いている状況です。この状況は、およそ2%です。2%であれば、墓穴の指名者と入れ替えて、相手のうららを弾く方が良いと思います。
・罠と誘発の選択について
罠については、舞台を通すために通告を採用しています。誘発については、相手のコンセプトを否定しすぎない為に、うさぎを選択しています。
今回の自由枠は支配、試練、強襲、通告、パニッシュメントの9枚あります。もし、メタゲームを意識するならば、アトラクターやドロバ、クロウ、次元幽閉などに代わると思います。また、バロネスなどを活用したのであればヴェーラーも視野に入ります。増Gの止まりどころとしてメインニビル採用もしたいです。
・最近登場したその他のカード
・メレオロジック・アグリゲーター
墓地に送られた効果を有効活用できるカード。宣告者の巫女などの墓地送りを積極的に利用する型では出番がありそう。
・神碑の鬣スレイプニル
ポンと出てくるレベル9モンスターカード。同じ北欧神話モチーフだが、ジェネレイドと直接のシナジーは無い。胎導利用のエンプラハンデス型では出番がありそう。